@article{oai:paz.repo.nii.ac.jp:02000100, author = {杉田, 雅子}, issue = {10}, journal = {群馬パース大学紀要}, month = {2010-09, 2024-02-28}, note = {エレノア・フレクスナーの『一世紀の闘争:アメリカ合衆国の女性の権利運動』は、アメリカにおける女性参政権運動を初めて詳細、かつ、偏りなく検証した研究書である。この中でフレクスナーは、女性参政権獲得のために欠くことのできない女性たちの様々な力と社会の変化のダイナミックな関係を検証した。運動の初期段階において、有能な女性たちが既存の制度、観念に疑問を持ち、それらに挑戦し、道を拓いていったこと、そして、それらの女性たちに影響を受け、力をつけた女性たちが、多方面で活躍し、参政権運動を下支えしたことを示した。また、女性参政権運動の後期において、キャリー・チャップマン・キャットに率いられた全国アメリカ女性参政権協会が中心となって組織的な活動を展開したことが、女性参政権獲得の大きな力となったことを示した。さらに、女性参政権獲得の最終段階において、第一次世界大戦参戦によって、社会における女性の占める位置、役割が急激に変化したことが参政権獲得に大きな役割を果たしたという見方を示した。フレクスナーは女性参政権運動を女性の権利運動の集大成とみなしている。, 原著論文}, pages = {3--16}, title = {エレノア・フレクスナー著『一世紀の闘争:アメリカ合衆国の女性の権利運動』における女性の力と社会の変化}, year = {} }